川崎市は「中学校給食献立コンクール」の応募作品を8月29日(月)まで募集している。
給食への関心を高めようと、中学校給食が導入された2017年以降行われている同コンクール。市立中学校に在籍する生徒を対象とした生徒部門と保護者部門がある。
応募テーマは「私の考える健康給食」。生徒部門は主食と主菜、副菜、汁物がそろった1食分の献立を募る。最優秀賞の市長賞を選定するための生徒投票も今年度初めて実施する。保護者部門は中学生に食べさせたい1品分の料理を募集し、最優秀賞を1点選定する。
栄養バランスや明確なコンセプト、加熱を基本に大量調理に適していることなどが審査基準。地産地消を意識し、市内農産物「かわさきそだち」や県内産食材を取り入れることも条件となる。応募用紙に必要事項を記入し、在籍する中学校へ提出。
審査結果は10月上旬に公表。市長賞の献立は来年1月、保護者部門の最優秀賞は2月に給食として提供される。
昨年のコンクールでは、西中原中学校の奥住芽生さんが考案した「体も心もぽかぽか私の思い出の給食in九州」が市長賞に選ばれた=写真。
奥住さんは、低学年まで住んでいたという九州の食卓を参考にし、がめ煮やとり天、しょうゆごはんなどの郷土料理を給食レシピとして再現。応募947点のトップになり、市内全52校で給食として提供された。
問合せは市教育委員会【電話】044・200・0244。
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