ネクスコ中日本は5月20日、東名・多摩川橋で進むリニューアル工事現場を報道向けに公開した。東名・多摩川橋は1968年に開通、以来50年以上が経ち、舗装下部分に使われる床版(しょうばん)コクリートの剥離や鉄筋の露出など、老朽化が目立つことから床版部分を取り替える。
現場は、1日10万台を超える交通集中ポイント。車線規制をしながら進める従来の工法は、大規模な交通渋滞の発生が予想されることから【1】従来の車線幅を縮小させ6車線を確保【2】限られた工事スペースでコンクリート床版を敷設する移動床版架設機を投入、などの工夫で、できる限り、車線数を減らさずに工事が進められている。
施工は大林組、大林道路ら。7月には最初の工事が完了、完成は2024年11月下旬を予定。
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