神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2022年7月1日 エリアトップへ

上丸子八幡町在住 上斗米(かみとまい)正子さん カメルーンとの交流絵本に 言語や人種を超えた絆つづる

文化

公開:2022年7月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
絵本を持つ上斗米正子さん(左)と治史さん
絵本を持つ上斗米正子さん(左)と治史さん

 上丸子八幡町在住の上斗米正子さん(71)が、カメルーン留学生との交流をつづった絵本「ハルくんの虹」(遊行社)を3月に出版した。「言語や人種、肌の色は違っても分かり合える」というメッセージを込めた。

 留学生のメンジョさん(41)との出会いは2011年5月。約40年前から言語交流研究所に勤める正子さんが、仲間と企画したホームパーティーがきっかけで交流が始まり、メンジョさんは自宅に遊びに来るように。正子さんは、夫の治史さん(77)と特別なもてなしはぜす、家族のように接したという。

 メンジョさんは留学中に結婚。14年にカメルーンに帰国した妻が出産し、長男の名前を夫と同じ「HARUSHI」と名付けた。上斗米さんは「驚いた。まるで孫が出来たような気持ちでうれしかった」という。その後、2人は仲間と一緒にカメルーンを訪れ、3歳のハルシくんと初対面を果たした。

 絵本には、カメルーンでも読んでもらいたいと公用語の一つであるフランス語とメンジョさんの部族が話していたンゾ語、それに英語と日本語の4つの言語で話をつづった。

 上斗米さんは「この絵本が日本とカメルーン、または世界中の国や人との懸け橋になってほしい」と話した。

中原区版のローカルニュース最新6

50年の歴史 写真・動画で

50年の歴史 写真・動画で

中原市民館が募集

4月24日

下新城 2年ぶり優勝

下新城 2年ぶり優勝

中子連ドッヂボール大会

4月23日

精神疾患者 支援を考える

精神疾患者 支援を考える

5月14日 市総合自治会館

4月22日

子ども向け絵本講座

子ども向け絵本講座

5月、中原市民館で

4月20日

初代市長石井氏を語る

市制100周年事業

初代市長石井氏を語る

市観光協会会長ら登壇

4月19日

人口155万人を突破

川崎市

人口155万人を突破

政令自治体で6位の規模

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook