川崎市は、多摩川の丸子橋周辺河川敷の利活用に向け、8月上旬から社会実験を始めている。
民間事業者による水辺のにぎわい創出などの可能性を検証することが目的で、期間は11月まで。週末はキッチンカーやバーベキュー場が開設され、毎日、日よけなどの休憩スペースも設ける。
9月10日は、さまざまなイベントやアクティビティーを開催する「丸子橋リバーサイドジャンボリー」が開かれた。河川敷には空気で膨らませたすべり台やアスレチックなどの遊具が設置され、家族連れなど約600人が来場してにぎわった。今後、本格化しスポーツや動物園、ライブイベントなどが企画されている。
実証実験は、川崎市が選定した5つの民間事業者で行われている。事業者の一つ、(株)リベラルコーポレーションの青木康洋代表は「河川敷はごみの不法投棄や騒音問題などの課題もある。そうした課題解消に加えて、さまざまな催しで市民の方々に楽しんでもらえるように努力したい」と話していた。
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