新春の「中原地区消防出初式」が1月8日、3年ぶりにとどろきアリーナで行われた。中原消防署(大友正人署長)と中原消防団(三上能樹団長)が主催し、各企業の消防団や消防ボランティアなどが参加。地域の消防関係機関が一堂に会し、地域防災への士気を高めた。
関係者のみで行った式典では区内在住で東京藝大声楽科の栗山美佑さんによる国歌独唱や、地域の消防活動に貢献した個人や団体の表彰を実施。大友署長は「火災発生件数は前年より8件減少しているが、救急出動は1万532件と過去最高を記録した。これからも区民の消防に対する期待に応えられるよう活動していく」とあいさつした。
行進に観客わく
二部は会場を催し物広場に移し、観客が見守る中で分列行進やトラとウサギの面をかぶった団員が恒例の干支の引き継ぎを実施。最後に一斉放水を行うと、青空に大きな虹が浮かんだ。宮内から家族4人で来た40代の男性は「久しぶりに迫力ある一斉放水が見られてうれしかった。地域の消防団の頼もしさも感じられた」と話した。
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