小児1型糖尿病を抱えながら卓球に打ち込む上丸子小学校2年の新井想来(そら)さん(8)が3月18日、2022年度に最も輝いた子どもとして地域団体「チームNETSUGEN」から表彰された。
新井さんは、昨年6月に国内での発症率が10万人に1〜2人とされる難病を発症。自分でインスリン注射を1日に7、8回打って血糖値を管理している。今年の2月には関東大会の小2以下の部で優勝するなど活躍。「日常生活や練習も大変だけど、周囲の助けがあるから頑張れる。自分の活躍が同じ病気の人たちの力になれたらうれしい」と話した。
中原区や高津区を拠点に、地域の子どもたちを応援するために活動している同団体。SNSを通じて約150人が参加し、毎年子どもたちを表彰している。主宰する松本智春さん(53)は「病気のことを知ってもらおうという強いメッセージを持っている点が選考理由。これからも地域のみんなで応援していきたい」とエールを送った。
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