川崎市が花壇等の景観を表彰する「わがまち花と緑のコンクール」。20回を迎えた今年の受賞作品が6月29日に中原市民館で発表され、団体と個人の2部門で区内から大賞が選出された。団体部門は花クラブ実行委員会(2班)の中原区役所正面玄関の花壇、個人部門は下小田中1丁目の森田和子さん(=人物風土記で紹介)の自宅庭が大賞に輝いた。
団体部門大賞の花クラブ実行委員会(2班)は、70代から80代の女性6人ほどで活動。デザイン性の高さと配色、きめ細やかな管理を継続して行っている点が評価された。代表の大原みちこさんは「市民や近隣の園児らから喜ばれていることがメンバーの励みになっている。花植え体験活動など、地域の人たちと協力し合いながらこれからも心を込めて取り組んでいきたい」と話した。
個人部門大賞に選ばれた森田さんは、初めて応募した3年前に新人賞を受賞。2回目の応募で大賞を受賞し、「お花が大好きで、庭で草花と触れ合うことが元気の秘訣になっている。愛情を持って育てているので、評価されてとてもうれしい」と喜んだ。選考委員からは色とりどりの鮮やかな花とバラのアーチを組み合わせた点が評価され、「クオリティーが高く、納得の大賞」と太鼓判を押された。
同コンクールは市内の花と緑の景観を発掘し、市民の緑化意識向上を図ろうと、個人と団体から「自慢の花壇」等を作品として募るもの。今年は3月から4月にかけて受け付け、市内から122件の応募があった。現地調査や選考委員会を経て、大賞を含む各賞が決定した。
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