五色百人一首の神奈川・川崎大会の実行委員長を務める田丸 義明さん苅宿在住 33歳

掲載号:2018年1月26日号

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学びと笑顔、教鞭に込め

 ○…川崎市での五色百人一首大会は今年の開催で18回目となった。今回も熱戦が繰り広げられ、「勝って涙、負けて涙」の真剣勝負が繰り広げられた。10年前の川崎大会の立ち上げから関わり、札を取るスピードが年々早くなっていることに舌を巻く。「今年も多くの子どもたちが参加してくれた。レベルの高まりとともに、五色百人一首の裾野が広がっているのを感じた」と白い歯を見せる。

 ○…10年前、教員によるネットワーク団体・TOSSに入会したのが五色百人一首との出会い。その時に「子どもたちが楽しく学べ、伝統文化に触れることができる」と教材としての価値を感じた。そして、県内で開催していた大会を「川崎でもやりたい」と計画。「本当に開催できるか、どうしたら多くの人に参加してもらえるか」など不安もあった。しかし「やるしかない」と仲間と共に開催資金の調達に、商店街の店を1件ずつ回る中で賛同の声を力に変えていった。当時は年1回の開催も、今では年3回の大会に成長した。

 ○…生まれは品川区。法政二高を卒業し、現在は大谷戸小で教鞭を振るうなど中原区との関わりは深い。「仕事はつらいというイメージがあったが、高校の時の数学の先生が楽しそうにしてた」と魅力を感じ教員を目指すように。小学校教諭への夢を叶えた今も「できないことができたり、些細な成長を感じられる」とやりがいに満ちている。家では1歳の長男を育てるなど妻と子育てに奮闘中だ。

 ○…五色百人一首の良さは「子どもたちが楽しめる、友達と学べる、集中力が身につく」などさまざま。今後はその良さを子どもだけでなく、教員にも伝え輪を広げていきたいと考えている。「教員に広がり、さらには取り組む学校が増えて行けば、より広がっていく」と未来図を描く。「子どもたちには早い時期から百人一首に触れてほしい。そして、川崎大会もより大きい会場でできるといいですね」

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