ソフトテニスの全国高校総体(インターハイ)出場をかけた県予選会が6月16日まで、等々力庭球場などで行われ、市立橘高校女子ソフトテニス部が団体で初優勝した。今月末に開幕するインターハイに出場する。
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ベンチ入りしたのは、佐俣海遊主将(3年)と爲我井里奈選手(2年)、久米夏子選手(3年)と新沢星里菜選手(3年)、町田奈緒選手(3年)と石塚さくら選手(2年)、熊谷倫選手と磯崎ほのか選手の1年生ペアの8人。
参加96校が4ブロックに分かれたトーナメント方式で競われ、ダブルスで先に2勝したチームが次に進む。佐俣主将によると、これまでの実績からブロック突破は確実と見ていたが、3試合目で自らのペアがゲームを落としてしまう展開に。しかし、仲間のペアが2勝し辛くも勝ち進んだ。佐俣主将は「目の前の試合に集中しなければと思った」と振り返る。
一試合一試合、全力で挑む
トーナメント決勝をストレートで切り抜けると、優勝を決める最終日のリーグ戦では、初戦に強豪の相洋高校と対戦することに。団体常連校の日大藤沢が棄権したことから、事実上の優勝争いとなった。佐俣主将ペアは1試合目の出場が決まっていたことから、「練習では1球目、1本目にこだわって練習を重ねてきた」と話す。迎えた試合では、佐俣主将ペアが接戦ながらも勝利を収めると、女子個人でインターハイ出場を決めているエースの久米選手、新沢選手のペアも勝利し、競り勝った。その後、勢いに乗り3連勝で優勝に輝いた。
佐俣主将は「橘に入学した時から、団体でインターハイに出場したいという気持ちがあったので、最後の年に目標が果たせて良かった」と喜びを表す。強豪の相洋戦では接戦に追い込まれたが、「決勝リーグに出場が決まってからはOBの方も早朝練習に来て頂き力になった」と全員でつかんだ優勝ということを強調する。
ソフトテニス部女子団体と久米・新沢両選手(個人)は三重県鈴鹿市で7月31日に開幕するインターハイに出場する。佐俣主将は「ボールを最後まで追いかける、がむしゃらな姿勢で一試合一試合目の前の試合に臨んでいきたい」と意気込みを語った。
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