市政レポートNo.102 JR武蔵小杉駅の混雑緩和対策について 川崎市議会議員 おしもとよしじ
昨年末に掲載した市政レポートNo. 95でも報告しましたが、当時、区内選出の市議会議員を代表して“世話人役”を務めたことから区の当年度予算に対する要望をとりまとめ福田紀彦市長への説明及び提出を行い、特に、表題にある同駅の混雑緩和対策については、喫緊の課題として超党派で解決に向けた取り組みを要望して参りました=写真。
その後、この間に対策の一環として南武線下りホームの一部拡幅や横須賀線新南改札口への入場専用臨時改札及び上りエスカレーター新設等が4月に実施された他、設置を求めるホームドアについても南武線は2025年度末、横須賀線は2032年度末までに整備するとした計画概要が3月発表された所です。また、先の定例会においても我が会派は、大規模改修等の抜本対策について質し、「ホーム容量の増加に向けた大規模改修等を含め同社と協議を重ねており、本市として基本的な方向性を早期に確認出来るよう調整を図る」と答弁。時期の明示と早期実現を要望していました。
今回、7月17日に締結されたJR東日本との混雑緩和対策に向けた覚書の内容によると、【1】駅に隣接するNECの敷地を購入して“下り専用ホーム”を新設、現状の島式ホームを“上り専用ホーム”とすること。【2】また、綱島街道上丸子跨線橋下を新たな駅外アクセスルートとした“新規改札口の設置”も行い、歩行者の分散化を図ること。さらに、新丸子方面からこの新設ルートにアクセスが可能となる歩道橋を整備し、利便性向上を図るとしています。供用開始は、新設下りホームが2023年度中、新規改札口はそれ以降と予定しています。
議会でもこれら工事等の執行や進捗が順調に進み、1日でも早い実現を目指して引き続き取り組みを進めて参ります。
市議・押本吉司
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4月26日
4月19日