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中原区版 公開:2018年9月21日 エリアトップへ

第53代中原警察署署長に就任した 則次(のりつぐ) 誠二郎さん  下小田中在住 55歳

公開:2018年9月21日

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始まりの地に恩返しを

 ○…中原警察署は最初の赴任地で、3年間新城駅前交番勤務などで経験を積んだ思い出の場所。33年ぶりの着任に「振り出しの地に戻ってきて嬉しいね」。久しぶりの印象は「中原の方はとても心が優しく温かい。街には活気がある」とにっこり。「警察署勤務は区民と直接触れ合う機会が多いので、今からワクワクしている」と抱負を語る。

 ○…警察人生のほとんどを捜査一課で過ごす。凶悪事件を扱うとあって、「心が休まる日は無かったかな」と常に気を張り詰めていた。機動隊では阪神淡路大震災の被災地に派遣。発生3日目に被災地に入り、救助活動や夜間警備に従事した。オウム事件の際には上九一色村で周辺警備にあたるなど経験は豊富だ。

 ○…岡山県の出身。小学生の時に茅ヶ崎へ。ドラマ「太陽にほえろ!」を見て刑事に憧れを抱き、警察官の道へ。座右の銘は「至誠天に通ず」。一生懸命誠をつらぬけば、好結果がもたらされる。「これまでつらぬいてきたこと」ときっぱり。結婚後、2人の子どもを授かった。「家庭のことは妻にまかせっぱなし。定年退職したら、ゆっくりと旅行でも行こうかな」と感謝の気持ちを表す。現在の楽しみは日課の散歩。「お寺など昔と変わらない場所を見つけたりしてね。江川せせらぎ遊歩道を歩いていたらカルガモの赤ちゃんに出会ったよ」と微笑み中原区を楽しんでいる。

 ○…若い頃、交通事故で亡くなった男性の妻にその事実を伝えに行った。「奥様は妊婦でね。冷静に対応していたけど、辛かった。生まれた子は今いくつになっているだろうね。あの様な経験は二度としたくない」。中原区が取り組むべき課題に自転車などの交通マナーの悪さや振り込め詐欺などの被害増加を挙げる。署員約260人と共に街の安全に尽力する。

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