中原区まちづくり推進委員会で今春から委員長を務めている 関口 清さん 下沼部在住 72歳
趣味生かし まち活動を
○…区民が自らまちの課題解決を目指す「中原区まちづくり推進委員会」で活動して7年目。啓発のためのさまざまな催しや勉強会を主催してきた。現在はメンバーおよそ20人のまとめ役を担う。同委員会は、区内で活動する団体同士をつなげたり、活動団体を区民に紹介したりする役割も持つ。地域に必要な委員会だからこそ、高齢化や委員不足の課題にも向き合う。「まずは委員を増やしたい。自分は言いたいことは言っちゃう性格だけど、仲間のいろんな意見を聞いて、困っていたらフォローできるように気を配りたい」
○…東京都荒川区出身。就職を機に市内の社宅に移り住み、下沼部に居を構えたのは三女が生まれた34歳のころ。妻の代わりに出席した地元神社の集まりで地区総代を務めることになったが、それ以外は仕事中心の毎日だった。まち活動に参加するようになったのは7年前。区制40周年記念で作る写真集の編集委員募集がきっかけだ。中学生のころからカメラが趣味だったため「これなら地域貢献できる」と立候補。1年間の活動で人脈が広がり、まちの歴史にも詳しくなった。今では、写真愛好家が集う「楽写会」の代表も務め、小学校で地域の歴史を語る語り部としても活動中。「好きなことや、知っている人に誘われるとまち活動は始めやすい。自分の経験を活かして、特に男性が参加しやすいきっかけを、委員会としてコーディネートしたい」
○…根っからの世話好きで、中学、高校の同期会や会社のOB会などでも幹事を務めている。「おせっかいともいわれるけど、文句を言うより、自分でやっちゃうほうがいい。人と話すのが大好きだから、お世話も苦にならない」と満面の笑み。今後もパワフルに関口流の舵取りを進めていく。
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4月19日
4月12日