「平成31年成人の日を祝うつどい」が1月14日、川崎市とどろきアリーナで開催された。市内の成人1万4187人のうち、6772人が参加した。
会場前の広場には、色とりどりの振袖や紋付袴など華やかな晴れ着姿の新成人が溢れ、同級生と久しぶりの再会に喜ぶ声や、集まって記念写真の撮影を楽しむ声が聞かれた。
式典では、福田紀彦市長から「今年は平成最後の成人式。今までの人生で起こった出来事をどう受け止めて感謝にかえ、未来に進むか。一人ひとりの目標に向かってチャレンジしていってください」とお祝いの言葉が贈られた。
新成人代表の柚平真理亜さんは「将来は子どもの生活を支援する仕事に就きたい。その夢を実現するために今という一瞬を精一杯生きていきたい」、菊地璃緒菜さんは「20年の経験で自分のできること、できないことが分かってきた。世の中はまだまだ自分の知らないことで溢れている。これから沢山の出会いや経験を経て、社会の一員として自分の世界を広げていきたい」と話した。
成人式サポーターグループによるビデオメッセージ企画では、各区の中学校の先生や、川崎フロンターレの中村憲剛選手、川崎市出身のお笑い芸人・やしろ優さんなどからお祝いのメッセージが贈られ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。また、4人組バンド「ねごと」もお祝いに駆けつけ会場を盛り上げた。
参加した高津区在住の新成人・物江陽香さんは「天気も良くいい気持ちで式当日を迎えられた。今は大学で小学校の教員免許を取得するため勉強中。街もどんどん変化してきているが、20年住んだこの街に教師になって恩返ししたい」と話していた。
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