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中原区版 公開:2019年1月18日 エリアトップへ

ヒット漫画『嘘食い』の作者で、現在『バトゥーキ』を連載中の 迫 稔雄(さことしお)さん 新丸子東在住 45歳

公開:2019年1月18日

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格闘の魅力を漫画に

 ○…天才ギャンブラーの主人公が頭脳戦を繰り広げるアクション漫画『嘘喰い』は2006年から18年まで週刊誌で連載。単行本は全49巻、累計発行600万部超のヒットを記録した。「バカらしい発想でも思い付いたら実際に形にしてみる」。知識をもとに想像力を膨らませ、時には殺人をも容認された世界でシリアスなストーリーを展開し、読者を魅了する。現在は女子中学生を主人公にカポエイラを題材にした作品『バトゥーキ』を連載中。青春少女大河という新境地に挑んでいる。

 ○…山口県下関市出身。高校卒業後、両親から「手に職を」との勧めで理容師の資格を取るも、漫画家の夢を捨てきれず上京。20代後半からその道を志し早朝から昼まで働き、残りの時間は漫画に費やした。31歳のとき、集英社主催の新人漫画家の登竜門「MANGAグランプリ」で『嘘喰い』が佳作を受賞しデビューした。

 ○…先述の漫画の共通項は「格闘」。小学生の頃は空手道場に通い、今も仕事で知り合った総合格闘家の所英男さんのジムで汗を流している。また、『バトゥーキ』に登場するブラジルの伝統格闘技「カポエイラ」の魅力をより多くの人に知ってもらおうと、自らも技を学び、週刊誌の公式動画で発信するほどだ。

 ○…「身体が資本なので、健康管理には気を付けている」。朝は4時に起床し新丸子の作業場へ。夕方には仕事を切り上げ、日課のランニング。中原街道から江川せせらぎ遊歩道、ブレーメン通り商店街など約10Kmを完走する。作品には平和公園や新丸子の商店街が登場することも。「娘が生まれて以来この生活。朝から動くと1日が長く得した気分になる」。今後も「読者がハラハラしたり楽しめる漫画を描いていきたい」。この街で新たなストーリーを生んでいく。
 

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