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中原区版 公開:2019年2月1日 エリアトップへ

多摩川河川敷で3月に開催される「ホワイトリボンラン川崎」の実行委員長を務める 宮井 典子さん 宮前区在住 45歳

公開:2019年2月1日

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身をもって、女性のために

 ○…走って途上国の女性を支援する全国規模の催し「ホワイトリボンラン」。昨年は宮前区で小規模開催したが、今年は「川崎」を掲げ多摩川河川敷(多摩区)を会場に選んだ。3月2日開催に向け、「子育てママ」を中心とした実行委員6人で準備を進める。「お母さんになると、家族のためが当たり前。自分が何者かとふと思う。イベントを通して、誰かの役に立つことを知ってもらいたい」。6歳の娘がいる母として、思いを込める。

 ○…ピラティスのフリーインストラクターになって丸11年。日本母子健康運動協会の理事を務め、産前産後エクササイズの指導に取り組む。出産後、ベビーカーを使った親子運動「バギーラン」に注力し、生田緑地の教室で指導したことも。一昨年、ホワイトリボンランの本会場で講師としてステージに立ったことを機に、地域を見つめまい進する。

 ○…滋賀県で事業を営む裕福な家庭に生まれた。「一人っ子で親は昭和一桁生まれ。甘やかされてわがまま放題だった」。しかし、中学生のときに倒産。逃げるように長野県の親戚を頼った。両親はそれまで、事業の中で慈善活動に尽力していたという。「こんなことになって不平等だと思った。でも、親の『見返りを求めない。喜ぶ顔がうれしい』という言葉を思い出して」。その思いは、今の活動につながっている。

 ○…30歳までは、パティシエやコンビニの商品開発を経験。親の介護による退職、過労に倒れパニック障害で休職したこともあった。上京から9年間、今も膠原病(こうげんびょう)予備軍の疾患と向き合う。「妊娠するまでこんなに動けていなかった。生んだ後、思ったより元気になって」。以来、疾患を抱える人や介護に携わる人にも目を向ける。「元気なうちに、人の役に立ちたい」。まっすぐな瞳で語った。

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