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視覚障がい者にPC指導

ボランティア団体が技術をサポート

掲載号:2011年2月11日号

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サポーター(右)の指示でキーボードを打つ参加者(中央)
サポーター(右)の指示でキーボードを打つ参加者(中央)

 目が不自由な人にパソコンの使い方を教えるボランティア団体が今月5日、新百合トウェンティワンビル内の福祉パルあさおで視覚障がい者向けのパソコン教室を開いた。

 主催は区内を拠点に活動を行う「あさおPCクラブ」(田村明照代表)。日常生活でパソコンの需要が高まる中、視覚障がい者がパソコンに触れる機会を設けようと2000年から活動を始めた。現在は毎月第2土曜と第4火曜の午後に活動している。

 参加者らはパソコンに接続されたイヤホンを装着し、音声を頼りにキーボードの矢印キーやショートカットキーを操作した。参加者一人ひとりに同団体のボランティアがサポーターとして付き添い、手順などを確認した。

 同団体の代表を務める田村さんは、「一般的に視覚障がい者は点字を使うと思われがちだが、点字ができる人はごく一部。最近では病気やけがなどである程度年齢を重ねてから視覚障がいになる中途失明者が増え、点字もできない人が多い」と話す。

 教室に参加していた視覚障がい者の一人は「年齢を重ねてからの中途失明者は、指先の感覚が鈍くなっているため、点字を認識するのが難しい。音声などでサポートがあるパソコンは、自分の世界を広げてくれる」と話す。

 田村さんは「メールやネット検索などができるパソコンは視覚障がい者にとってなくてはならない存在。こうした教室の存在を知らない視覚障がい者が一人でも多く参加してくれるよう積極的に呼びかけていきたい」と話している。
 

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