新手の手口にご用心 寸劇で振込め詐欺防止訴える
「麻生区安全・安心まちづくり協議会」は今月8日、麻生区役所で振込め詐欺防止のための研修会を行った。研修会には町内会や自治会の関係者ら約20人が出席。麻生警察署員と神奈川県職員も協力し、職員が犯人役などに扮しながら、振込め詐欺の手口を寸劇で分かりやすく紹介した。
麻生警察署管内の振込め詐欺の被害件数は川崎市内で最も少ないが、昨年の被害件数は一昨年比で6件増の18件。神奈川県内でも振込め詐欺が頻発していることから、区内でも警戒を呼びかけている。
寸劇では、新手の振込め詐欺の手口を紹介。金利の高いプレミアム口座があると偽り、通帳とキャッシュカードを騙し取る犯人と主婦との緊張したやりとりを再現した。
麻生警察署の生活安全課では、電話での振込め詐欺に共通するケースとして、「(電話口の相手が)電話番号が急に変わった」「早急に金銭が必要」という例が多いことをあげ、「少しでも不安に思ったらまずは身内などに連絡して確認をしてほしい」と話している。
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