自転車盗難にご用心 二重鍵の徹底を呼びかけ
麻生警察署と麻生防犯指導員は先月30日、新百合ヶ丘駅前で自転車の盗難防止などを呼びかけるビラ配りを行った。管内で多発する自転車盗難の被害について、同署生活安全課の署員は「(持ち主は)自転車に必ず鍵を付けるほか、必要に応じて二重鍵の徹底を」と呼びかけている。
同署によると、管内の自転車の盗難件数は今年2月末時点で24件。昨年同月比で7件増えている。盗まれた自転車の8割は、自宅敷地内やマンション内で鍵を掛けずに置かれたもの。
こうした状況を受け、同署では、区内の町内会や自治会の代表者からなる麻生防犯指導員と協力し、急きょ啓発活動に踏み切った。
指導員らは駐輪場周辺で約500枚のビラを配布した。高齢者や女性などを対象に、ひったくりなどに対する注意喚起も呼びかけた。
麻生防犯指導員の一人は「すぐに鍵が開くような一つの施錠ではなく、二重鍵などで被害に遭わない工夫をしてほしい」と話した。
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