神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2011年5月27日 エリアトップへ

禅寺丸柿を新宿区に寄贈 保存会「市民交流のきっかけに」

公開:2011年5月27日

  • LINE
  • hatena
森会長(左から二番目)ら出席者
森会長(左から二番目)ら出席者

 かつて禅寺丸柿の原木があった新宿区落合第二地区協議会に先月25日、柿生禅寺丸柿保存会(森章会長)が禅寺丸柿の苗木を寄贈した。苗木は新宿区の西落合公園に植樹された。今回の植樹を機に、麻生区と新宿区の間で「禅寺丸柿」を介した市民交流が育まれつつある。

 新宿区では昭和59年、区民が所有していた禅寺丸柿が区の指定天然記念物になり、地域で「落合の柿」として親しまれていた。平成20年に木が枯死すると、新たな禅寺丸柿を求む雰囲気が高まっていた。こうした状況の中、新宿区のまちづくりに関わる「落合第二地区協議会」が昨年、柿生地区の柿まつりの存在を知り、問い合わせたという。禅寺丸柿を愛する麻生区の有志が組織する「麻生禅寺丸柿愛好者の会」から柿生禅寺丸柿保存会を紹介され、今回の植樹に至った。

 寄贈式典には同保存会の森章会長や麻生市民館の入口茂館長、新宿区長など50人以上が出席した。

 柿生禅寺丸柿保存会の森章会長は「ぜひこれを機会に交流が持てれば嬉しい」と話している。

 禅寺丸柿は1214年、麻生区王禅寺で発見されたとされる日本古来の甘柿。柿生地域を中心に区内の農家で栽培されたが、昭和40年頃に宅地開発が進むと少しずつ減少していった。現在は区内で一部の農家などが栽培している。
 

麻生区版のローカルニュース最新6

大型地震、どう備える

大型地震、どう備える

やまゆりで講座

3月26日

音と共に絵本を楽しむ

音と共に絵本を楽しむ

4月7日 WS(ワークショップ)も

3月25日

川崎の「謎」作り手に

川崎の「謎」作り手に

4月21日 無料講座

3月23日

活動評し、13団体が受賞

市PTA広報コンクール

活動評し、13団体が受賞

麻生区からは2団体

3月22日

夕方に癒しの音楽を

夕方に癒しの音楽を

「トワイライト」出演者募集

3月22日

民話紙芝居を初披露

民話紙芝居を初披露

3作品 生田出張所で

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook