新本殿を初公開 琴平神社
07年に放火により焼失していた琴平神社(王禅寺5-46-15)の本殿が再建され、同神社が先月29日まで開催した「柿生の里展」の期間中、4年振りに一般公開された。
新本殿の天井には火事で失われた同神社の宝「渡辺崋山が描いたとされる天井画」の復元画が飾られ、注目を集めた。画家としても活躍する宮司の志村幸男さんが数年をかけて復元した63枚の天井画は、花鳥風月を躍動感たっぷりに表現した大作となった。
訪れた人々は華やかに飾られた天井画を見上げ「これはすごい。新たな神社の宝として、大切にしていって欲しい」と話していた。
公開と同期間中に行われた「柿生の里展」では、地域住民が手がけた絵画や書、七宝などが展示された。多彩な展示をひと目見ようと連日多くの来場者が訪れ、地域ならではの芸術や文化に触れた。
毎年この展示を楽しみにしているという区内在住の伊藤夕子さんは「毎年多くの感動をもらっているが、今回は本殿も見ることができ、嬉しい気持ちになった」と話していた。
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