切り絵で描く"麻生の風景" 麻生図書館で展示イベント
麻生区の風景を切り絵で表現した「きりえ・俳句かわさき私景 麻生区作品展」が今月30日(木)まで麻生図書館で行われている。
片平在住の切り絵作家・藤田正俊氏(71)による作品44点が同館の階段スペースに並ぶ。藤田氏の切り絵は、麻生不動院のだるま市や百合ヶ丘地域の弘法の松など麻生区ゆかりの風景を色鮮やかに表現している。
藤田氏が切り絵を始めたのは40歳の時。長年勤めていた石油プラント建設会社を退社し、以前から興味があったクラフトアートの世界に進もうと決心したという。仏教や絵画をモチーフとした作品を制作してきたが、1996年、川崎市の広報誌に掲載されたのを機に、川崎市内の風景をテーマに作品を手掛けるようになった。
藤田氏は「地域の魅力を再現した色彩豊かな作品を多くの人に見てもらいたい」と話している。
開館は平日午前9時半から午後7時、平日以外は午後5時まで。20日(月)は休館。
問い合わせは川崎市立麻生図書館【電話】044(951)1305まで。
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