生け花で心に平穏を 麻生いけばな協会が花展
新百合丘オーパの1階正面入り口特設会場で今月14日まで、麻生いけばな協会(阿部芳翠会長)が「第11回 花あそびオーパ」花展を行った。同協会の会員36人が各流派の作品を一堂に展示し、訪れた人の目を楽しませていた。
花展は毎年6月頃に開催している。人の出入りが多い同施設の入り口に作品を展示することで、気軽に生け花をみてもらおうと11年前にはじまった。
花展ではヒマワリやシャクヤク、カキツバタなど初夏の花が色鮮やかに生けられた。生け花は気温など環境の変化を受けやすいため、会員らは開館前と閉館後に施設を訪れ、花の状態を確認していた。
作品を見た人からは「各流派で個性があって素敵」「震災で大変な時にきれいな花を見ていると心が落ち着く」という声が聞かれた。
同協会の一人は「季節の花を見ることで日本の四季を感じて欲しい」と話した。
麻生いけばな協会は、麻生区役所や川崎市アートセンター、麻生区民まつりなどで作品を展示している。
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