麻生区版 掲載号:2011年8月5日号
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12日から麻生市民館で行われる「ヨーロッパ諸国鉄道模型解説運転会」の模型製作を手がけた 田代 一夫さん 千代ヶ丘在住 65歳

鉄道模型で地域「育てる」

 ○…幼い頃から鉄道のとりこだった。初めて「鉄道模型」を作ったのは小学生の頃。鉛筆を加工し、芯を車輪に見立てた。高校時代、市販の模型は高価で手が出ず、肩を落として帰る日もあった。現在は趣味が高じて千代ヶ丘の自宅車庫を鉄道模型の作業部屋に改造し、模型とコースを近所の子どもたちに開放している。「近所の人には”車庫の人”と呼ばれている。毎日のように子どもたちが来る。地域の輪が広がっていくのが楽しい」。開放のきっかけは飼い猫が突然いなくなり、深刻なペットロスに陥ったこと。「全てに無気力だった時、近所の人たちが声をかけてくれた。より多くの人が集まればと思い、模型とコースを開放した」

 ○…青少年指導員として麻生区で16年間活動し、月に2回区内をパトロールしている。遊びに来る子どもたちには、「挨拶を必ずする」というルールを設けている。「子どもたちが少しでも立派に育ってくれればと思って。2回目以降に遊びに来る子は、皆自主的に挨拶してくれる」。毎朝5時に起床し、楽しみにやってくる子どもたちのために模型とコースの整備は欠かさない。

 ○…現在は妻と長男の3人暮らし。妻とは出会って1カ月のスピード結婚。「式場で9歳も差があることを知って驚いた。人生何があるかわからない」と屈託のない笑顔を見せる。家族は趣味に没頭している自分を、文句も言わずに支えてくれるかけがえのない存在。「気遣いが苦手な私に比べ、妻は本当によく気を配ってくれる。随分助けてもらっている」

 ○…現在も鉄道模型コース製作の日々が続く。12日から開催されるイベントのために、新たに海辺の風景を創り上げた。爪楊枝やパズルの塔など身近なものに手を加え、街の一部にしていく。「鉄道模型の世界に完成はない。これで最後にしようと思っても際限なく試したいことがでてくる」。イベントも目前に控え、創作意欲は増すばかりだ。
 

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