山ゆり号 乗客数アップに"次の一手"
高石地区のコミュニティバスとして今月1日から運行を開始した「山ゆり号」。安定的な運営を目指す「山ゆり交通事業運営委員会」(碓井勝次会長)は、年間6千円の登録料を支払い継続的にバスを利用する「サポーター」の数を今後300人にすることを目標に掲げている。
同委員会によると現在、この登録制度を利用しているサポーターは180人(9月20日現在)。1日あたりの乗車数は平均84人にのぼるという。利用者が最も多かったのは9月15日の95人。バスの定員9人に対し、4〜5席がうまっている状態だ。
新たな課題も見つかった。スーパーがある停留所からの乗車が集中し、次のバス停から乗車できないケースが発生しているという。
同委員会は今後継続的に利用者を確保していくためにも、利用者からの具体的な声を現場に反映させていく考え。今後は委員会の幹事らが実際にバスに乗車し利用者からの声を集めるほか、9月末頃までにはバスの中に意見箱を設置する方針だという。
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