担ぎ継がれる郷土の神輿 細山神社で例大祭
「細山神明社例大祭」が今月1日、2日の2日間細山神明社で開催された。同祭は、細山・金程・向原地区の鎮守としてまつられる神明社で、古くから行われている恒例行事。
例大祭当日は境内から溢れるほどの人が駆けつけ、今年も盛況となった。
2日目に行われた神輿は昭和60年頃から担がれ続けている。担ぎ手は約5時間半にわたり、周辺地区一円を周回した。担ぎ手の威勢のいい掛け声に加え、お囃子と太鼓の音が町内に響き渡った。道行く人たちが足を止め、見入る姿や神輿を写真に収める姿も見られた。
参加者からは「神輿は毎年の楽しみ。地域の方が大勢協力してくれたので、最後まで楽しく参加できた」との声が挙がった。
細山神明社は区内細山に位置し、源頼朝が鎌倉幕府をひらいた頃に建てられたとされる由緒ある神社。西を向いている社や、鳥居から社殿にかけて下り坂となる「逆大門(さかさだいもん)」などの特長が見られる。
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