麻生区版 掲載号:2011年11月25日号
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「理科離れ」食い止めろ 地元企業が中学生に出前授業

静電気を利用した実験に生徒らは釘付けになった
静電気を利用した実験に生徒らは釘付けになった

 地元企業の研究者たちが、中学生の理科離れを防ごうと市内の中学校で出前授業を行っている。最先端技術をわかりやすく子どもたちに伝え、科学技術に対する興味や関心を高めようという取り組みを取材した。

 出前授業を行う(株)グリーンテクノ(高津区/田中實代表取締役)は静電気の応用技術を用いた装置などを開発している。川崎市が作成し、市内の中学1年生に配布している副教材「川崎サイエンスワールド」に掲載されている地元企業だ。市内企業の科学技術成果を広め、支援する取り組みを行う川崎市と共同で出前授業を行っている。

 市内2例目の実施となった西生田中学校では今月19日、同社の若手研究員が「社会に役立つ静電気」と題した授業を行った。理科で「電気の正体」を学ぶ中学1年生向けに行われた授業では、静電気のメカニズムについての講義の後、静電気発生装置を使った実験が実施された。身近な静電気が塗装技術やしいたけ栽培などに役立てられていることを学んだ生徒らは時おり「すごい」などと声を発しながら実験を見守った。授業を終えた生徒のひとりは「実際に目にすると、科学も楽しく思えるから不思議」と話していた。

 「最先端の技術を目の当たりにすることでこみ上げる感動を大切にしたい。静電気が社会の役に立っているということを知ってもらうことで、将来科学の分野に進む子どもたちを増やせれば」。授業を見つめる田中社長は話した。生徒らの反応を見るたびに、この授業の必要性を実感しているという。「今後も市内の中学校を中心に、こうした機会をできる限りつくっていきたい」と付け加えた。
 

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