川崎商工会議所 麻生支所を新設 担当地域の細分化で「より身近に」
川崎商工会議所が今月1日、区内万福寺に麻生支所を開いた。これまで多摩区にあった多摩・麻生支所を分割し、1区1支所体制を整えることでより地域に密着したサービスを展開するという。
川崎商工会議所は市内にある中小・ベンチャー企業を対象に金融・税務・労務など経営全般の相談業務を展開している。
これまでは川崎、幸、中原、高津・宮前、多摩・麻生の5支所を設けていたが、より地域に密着したサービスを展開する目的で、麻生支所と宮前支所をそれぞれ新設した。
新たな船出を祝おうと今月1日、区内万福寺に置かれた麻生支所内で開所式が行われ、山田会頭らが激励に駆けつけた。
挨拶に立った山田会頭は「1件ずつくまなく街を歩き、足で稼いで現場の声を吸い上げて欲しい」と職員を励ますと、兼次誠一麻生支所長らは「麻生区の経済を活性化させるべく、きめ細やかなサービスを展開していきたい」と応えた。
麻生支所は兼次支所長ら3人が千件を超える区内企業の業務相談などを受け持つ。山田会頭は席上で会員の増強や企業同士をつなぐネットワークづくりにも努める方針を明らかにし、今後は地域のシニア層を対象にした雇用増進を視野に入れていきたいとしている。
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