柿生青少年柔道会に表彰 スポーツの普及振興に評価
区内柿生で活動する「柿生青少年柔道会」が平成23年度生涯スポーツ優良団体として文部科学省から表彰を受け、今月4日に区内栗平で受賞祝賀会が行われた。
同賞は長年にわたりスポーツの普及振興に努めた団体に贈られる。今年度は136団体が受賞したが、スポーツクラブとしては同会が県内で唯一の受賞となった。
同会は1968年の発足以来、区内柿生で柔道を通じ、青少年の育成に携わってきた。今年ブダペスト(ハンガリー共和国)で開催されたワールドカップで3位の成績を納めた全日本代表100キロ級の高木海帆選手を始め、優秀な選手を数多く輩出している。
祝賀会に参加した高木選手は「自分が柔道を始めるきっかけとなった会がこのような賞を頂いたことは大変うれしい。(同会の)柔道を通じた人間教育は、自分の基礎となった。いずれオリンピックで金メダルを手に、このような場で皆さんに良い報告をしたい」と意気込みを新たにし、会場を沸かせた。
同会の松澤彰会長は「第一報を受けたときは無上の喜びを感じた。これからも青少年の育成に力をいれ、日々前進してきたい」と話した。
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