手塩にかけた大豆を収穫 岡上小児童が総合学習で栽培
種から大豆を栽培していた岡上小学校3年生の児童らが今月6日、収穫作業を行った。
3年生の総合学習の一環として行われた大豆栽培は、株式会社カジノヤ(梶俊夫社長・岡上)の協力で毎年実施されている。
児童らは、岡上地域で古くから栽培されていたという津久井在来種を種まきから行い、夏の間の水やりや雑草とりなどに取り組んできた。
手塩にかけた大豆がいよいよ収穫できるとあって、児童らは終始笑顔を見せていた。ある児童は「これはね、私が一生懸命育てた子どもみたいなものなの。こんなに立派に育ってくれて嬉しい」と話していた。
この日収穫した大豆は乾燥させ、年明けにも納豆に加工される予定。児童らが同社を訪れ、仕込みを行うという。完成した納豆は児童ら一人ひとりが手書きでパッケージを作成し「世界でたったひとつの納豆」として校内イベントで発表される。
梶社長は「食育の一環と思って続けている。栽培の苦労が収穫の喜びに変わったようでこちらも嬉しい」と話していた。
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