節目の年、更なる飛躍を 瀧峠雅介区長に新春インタビュー
本紙は新春にあたり、麻生区の瀧峠雅介区長にインタビューを行った。新たな年に対する抱負と、具体的な取り組みについて語ってもらった。
――新たな年を迎えました。今年1年、どんな年にしたいとお考えですか?
「明けましておめでとうございます。今年が区民の皆様にとって良い年となるようお祈り申し上げます。麻生区は今年、区制30周年を迎えます。昭和57年7月1日に多摩区から分区して誕生した麻生区が今、大きな節目を迎えようとしています。これに際し、区内の様々な団体や関係者の皆さんによる区制30周年記念事業実行委員会が立ち上がり、現在準備を進めているところです。既にスタートしているものとしては「麻生区の花と木」の募集があります。これは30周年の記念に区のシンボルとなる「花」と「木」を制定しようというものです。1月31日まで募集しておりますのでぜひ投票をよろしくお願いいたします」
――その他にも色々な事業がありそうですね。
「はい。区の記録映像や記念誌制作の準備も進んでいます。また、10月に毎年行っている「区民まつり」も、ことしは第30回の節目を迎えますので、より一層盛り上がると思います」
――かねてより進められている「魅力あるまちづくり」についてはどんな取り組みがありますか?
「『芸術・文化のまちづくり』は今年も引き続き力を入れて参ります。ゴールデンウィーク期間中の人気イベントとして定着している”アルテリッカしんゆり”も楽しみです。また、今年は地域スポーツも大きな盛り上がりを見せると思います。桐光学園のサッカーや野球、川崎フロンターレなどにもより一層の期待が集まるでしょう。柿生駅から片平駅を結ぶ『スポーツ・健康ロード』の整備も今年から2年かけて行う予定です。こうした様々な魅力づくりの他に、力を入れていきたいのが災害などに対応する『地域の絆づくり』です。昨年発生した東日本大震災を受け、全市的に防災計画の見直しなどを進めています。また、麻生区は今年、9月に行われる市総合防災訓練の会場となります」
――行政サービスなどについてはいかがですか?
「窓口が混む春の転入・転出シーズンに先がけ、区民課に番号表示システムを導入します。その場を離れても、携帯電話から順番を確認できるようになります。これは2月からの運用開始を予定しております」
――最後に、区民にメッセージをお願いします。
「今年、麻生区は30周年という大きな節目の年を迎えます。様々な記念事業など、麻生区の魅力づくりにぜひご参加いただければと思います。更なる飛躍の年にするべく、ご協力をよろしくお願いいたします」
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