麻生区版 掲載号:2012年3月16日号
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「麻生の緑を守る会」の会長を務める 勝田 佳代子さん 多摩美在住 71歳

豊かな緑を次世代へ

 ○…麻生区の緑地を調査し、動植物の多様性が残る土地の取得を川崎市に訴える。「貴重な動植物が生息する緑地は長い年月をかけて形になるもの」。市内全体にある緑地のうち、半分以上が麻生区にある現状を知り、平成18年から仲間と活動を続けている。「私たちが進める保全活動は、緑地に開発の手が入らないよう用地取得を訴えること。地道な活動だけれど、こつこつやることで確かな成果につながる」

 ○…緑地保全に関心を持ったのは30代の頃。多摩丘陵の情景が広がる多摩美で当時、住宅開発の計画が上がった。緑を守ろうと多摩美町内会自然保護対策委員会を発足。昭和57年に自然環境を活かした遊び場「自然教育公園」として緑地を残す請願を提出し、その敷地の3分の1を守ることに成功した。今も熱心に活動するのは子どもたちのため。「動植物が生息する緑地は命の根源。自然の中で人が成長できる環境を残したい」と力を込める。

 ○…緑地保全について考えると決めた以上、全力で取り組みたかった。机上の空論ではなく、実践で森林について学ぼうと、20年以上前から積極的に研修の場に臨んだ。ヘルメットを装着し、下刈りや間伐に取り組んだ。長野県や岐阜県などどこへでも足を運んだ。「私は専門家ではないし、プロでもない。ただの主婦だからこそ様々な現場で体験したことを自分の糧にするために経験を積もうと頑張っただけ」

 ○…昨年5月には上麻生7丁目の緑地取得について陳情を出し、議会で全会一致で採択されるなど成果も出てきた。今年はこうした活動に加え、これまで個人的に学んできた下刈りや伐採に会として挑戦できないかと模索する。「竹を伐採し、倒木を整理することで見た目もきれいになる。正しいやり方を専門家に教えてもらいながら、挑戦していきたい」。緑の恵みを次世代に残そうと、様々なアプローチを展開していく。
 

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