麻生区版 掲載号:2012年3月23日号
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柿生中吹奏楽部 恩師の教え胸に巣立ち 25日、卒業生らが最後の演奏会

卒業後も練習に励む卒業生
卒業後も練習に励む卒業生

 全国大会にも名を連ねる強豪、柿生中学校吹奏楽部の3年生が今月25日、地域のために最後の演奏会に臨む。サックスの奏者でもある丸山胤幸教諭のもと「本物の音楽」を追い求めてきた生徒らの思いに迫った。

 45人の部員からなる同部は県大会や市大会の常連として数々の成績を収めてきた伝統を持つ。指導にあたる丸山教諭は、サクソフォーン奏者としても活躍する人物で、部員たちには音楽との向き合い方や、音楽家としてのプロ意識を伝えてきた。

 コンクールの成績だけでなく、地域での演奏活動に力を注ぎ、音楽が多くの人の心の支えとなることを、体験を通じて学ぶ機会を設けてきた。

 丸山教諭は「地域のイベントで演奏すると、差し入れをしてくれる人や楽器の搬送を手配してくれる人がいる。そこにお金や労働力が発生している以上は、対価を貰っているプロと同じだ」と、繰り返し部員たちに教え続けてきたという。

 町内会の盆踊りや近隣の福祉施設の夏祭りなど、実際に演奏を行った地域イベントは年間10件を超える。時には真夏の屋外で汗だくになりながら演奏したこともあった。今年初めて参加した川崎フロンターレの激励会では約400人のサポーターを前に堂々とした演奏を披露。ソロパートでは、3年生らが会場のライトと視線を一身に受けた。

 地域と交わりながら、充実した部活動生活を過ごした3年生が3月9日に卒業式を迎えた。卒業生らは口々に「部活を離れるのは寂しい」と話す。最後の演奏会では、自分たちを育ててくれた地域や仲間に対する感謝を示そうと、話し合いながらプログラムを組んだ。

震災支援も

 演奏会の目玉は、OBや丸山教諭の門下生や部員の保護者らが参加する総勢65人の大バンド演奏。また、東日本大震災の被災者に向け、同校有志生徒による「昼休み合唱団」の合唱とともに「あすという日が」を演奏する。当日は被災地復興のための募金活動も実施するという。

 「部活動生活の集大成として一生懸命演奏したい。演奏を通して、皆さんの心に何かを残すことができればいいなと思います」と1年間部長を務めた卒業生の愛須麻穂さんは話している。

 演奏会は今月25日(日)、同校の武道場で13時開場、13時半開演。曲の間のみ入退場自由。詳細、問い合わせは同校【電話】044・988・0004まで。
 

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