「青春の歌」で地域を繋げ やまゆりが一日歌声喫茶に
青春時代の歌をうたい、地域住民同士の交流を深めるイベント「歌声喫茶」が今月12日、「麻生市民交流館やまゆり」で開催された。 歌声喫茶は同館で毎年4回開催され、今回で17回を数える恒例イベント。同館を運営するNPO法人あさお市民活動サポートセンター事業企画委員の宮本直紀さんが麻生区に越してきた際、知り合いが少なく心細い経験をしたことから「地域の人と気軽に交流ができるイベントを」と、4年前にはじめた。以来、回を追うごとに口コミなどで人気を集め、今ではキャンセル待ちが出るほどの人気だという。
50人を超える参加者らは、お酒やソフトドリンクを楽しみながら四季折々の歌を歌って楽しんでいた。
曲は童謡「月の砂漠」や滝廉太郎の「花」など、誰もが知っている曲が中心。ピアノの伴奏に合わせ、時には手拍子を交えて思い思いに青春の曲を口ずさんだ。
曲目は参加者があらかじめ、曲が流行した当時のエピソードとともにリクエストを行う形式をとっている。当日、曲の紹介とともに、「中学時代、いとこを背負いながら一緒に夕焼小焼を歌った」「青春時代に歌声喫茶で歌った思い出の曲」などとリクエストをした人のエピソードが披露され、場を盛り上げた。
今回初めて参加したという王禅寺東在住の女性は「参加していたコーラスが3月に解散してしまい、以来、思い切り声を出して歌うことができなかった。鼻歌を歌っているのを聞いたご近所さんが声を掛けてくださり、今日はとてもリフレッシュできた」と明るい表情を見せていた。
次回は7月21日(土)の開催を予定しており、6月4日(月)から予約を受け付ける。
詳細、問い合わせは麻生市民交流館やまゆり(【電話】044・951・6321)まで。
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3月29日
3月22日