自然食イベント賑わう 区内会場に1500人
動物性食品や添加物を使わないオーガニックフード中心のイベントが先月19・20日、麻生環境センターで行われた。主催はVege&Fork Market実行委員会。会場には2日間で約1500人(主催者発表)が訪れた。
今回4回目となるイベントは区内在住の戸田耕一郎さんと希さん夫妻が2010年11月に企画した。希さんの影響でオーガニック食品に関心をもった耕一郎さんが、多くの人に魅力を伝え、市北部に自然食イベントを根付かせたいと始めた。
会場には、無農薬野菜や天然酵母パン、オーガニック製品などを扱う29店が集まった。手製のポップやクロスで飾り付けた店先には泥がついた野菜や不揃いの果物が並んだ。自然食品を通じて出店者と来場者が生産方法や調理方法について会話する姿も見られた。
食品の安全性を求める声高まる
食品の安全を求める声は震災以降、より明確になったという。青葉区で無農薬無肥料の食材を宅配する「青果ミコト屋」の山代徹さんは「震災以降、食材の産地を問われることも多く、消費者の切実な思いを感じる。オーガニック食材の関心が高まっているように思う」と話している。
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