ボーナス手取り見込み 過去最低の44万円 川崎信用金庫の調査
川崎信用金庫が6月初めに川崎市内の取引先家庭を対象に行った調査によると、今夏ボーナスの手取り見込み額は44万4162円と前年より5万2382円減少し、調査を開始した1996年以降で最低の金額となった。調査は600人に依頼し、453人から回答を得た。
年齢別にみると、「30歳代」が前年比7・1%増の43万2231円となったが、「20歳代」が同5・4%減の35万9090円、「40歳代」が同10・1%減の47万7631円、「50歳以上」は20・1%減の48万円だった。
ボーナス減も夏休みは「前年並みに」
555人が回答した夏休みの過ごし方調査では、市民の「夏休みの予算額」平均は11万219円と、10万9127円だった前年に続き10万円を超えた。ボーナスは減少傾向にあっても、夏休みは前年並みに過ごそうとする志向がうかがえた。
「過ごし方」は、「家で休養」が34・5%で1位、次いで「国内旅行」が28・6%で2位、「帰省」が28・4%で3位と前年と順位に変動はなかった。
「旅行で東北」が戻る
「国内旅行・行楽の目的地」の1位は「伊豆」で24・3%、2位は「東北」の13・6%で順位を3つ上げた。3位「信州」13・3%、4位「房総」11・5%。東日本大震災などの影響で前年激減した「東北」「房総」が震災前の状態に戻った。
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