「紛争と和解」学生の視点で 平和館で20周年企画展
市内の小・中・高生や大学生による企画展「Plus Three」が川崎市平和館(中原区)で行われている。麻生区からは県立麻生高校の生徒がアパルトヘイト後の南アフリカを学生の視点でとらえた展示を行っている。
この企画展は川崎市平和館が20周年を迎えるのを記念して行われている。1982年の開館以来、戦争や人権、貧困などをテーマに様々なメッセージを発信してきた同館が「平和を追求する市民相互の交流と平和活動の推進」を目的に企画した。
学生の視点でとらえた紛争と和解をテーマに行われる第1回は、神奈川県立麻生高校3年生の生徒らが「地球市民入門」の選択授業で学んだ南アフリカ共和国の人種隔離政策「アパルトヘイト」について展示を行うほか、文教大学(埼玉県越谷市)の学生らも出展している。7月21日には両校の学生らが実際に発表を行い、意見を交わすイベント「ユースと語る紛争と和解」が予定されている(午後1時から午後4時/参加無料)。
展示は7月28日まで同館(川崎市中原区木月住吉町33の1)で実施。主催は川崎市平和館。朝日学生新聞社が共催し、日本平和学会が協賛する。入館無料。会場まではJR南武線「武蔵小杉駅」から徒歩10分。バスは(杉01)「井田病院」もしくは「総合リハビリセンター」行きで東住吉小学校下車。詳細はホームページ(【URL】http://www.city.kawasaki.jp/25/25heiwa/home/heiwahome/access.htm)でも確認できる。
問い合わせは川崎市平和館(【電話】044・433・0171)へ。
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