麻生区版 掲載号:2012年7月27日号
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水ロケットで記録競う 発明クラブが実射実験

挨拶に立つ安村会長
挨拶に立つ安村会長

 川崎北部少年少女発明クラブ(安村通晃会長)が22日、県立向の岡工業高校(多摩区堰1の28の1)で7月の講座を行った。

 同クラブでは麻生区、多摩区、宮前区、高津区から集まった小中学生が毎月実践を伴った科学講座に参加している。地域の技術者OBや研究者などからなる技術指導員が子供たちにアドバイスを行いながら様々な発明体験を実施している。7月の講座ではペットボトルで作った水ロケットの実射に取り組んだ。

 水ロケットは空気と水だけで飛ばすロケット。ペットボトルを切り抜くなどして機体を作る。尾翼のバランスや大きさが飛行距離や飛行の安定感を左右するとあって、ペットボトルの裁断や組み立てには精密さが必要となる。同講座では約50人の小中学生が約半日をかけてロケットを完成させ、飛行実験に挑んだ。

 軽量化された機体はわずかな風でバランスを崩してしまうため、実験には気候条件に細心の注意が払われた。子どもたちはできるだけ風の影響を受けないタイミングを計りながら緊張した面持ちでロケットを発射させた。

 ロケットが勢い良く飛ぶと会場は歓声に包まれた。子どもたちは目を輝かせて喜び、「こんなに飛ぶと思わなかった」と驚いた様子で話していた。中には70mを超える飛行距離を記録する子どもも現れ、安村会長らは「一生懸命作った努力が実を結んだようでこちらまで嬉しくなった」と話していた。

 実験終了後には結果発表が行われた。会場を提供した向の岡工業高校の森匠志校長は挨拶に立ち、「皆さんの真剣な面持ちはとても印象深かった。科学者というものは準備の過程で最善を尽くしきる。最善を尽くしたあとは、運を天に任せるしかない。今日皆さんはそういう者たちの気持ちを体感したことでしょう。大きくなって本当の科学者になった時、今日のことを思い出してもらえれば嬉しい」と話した。

 入賞した記録は以下の通り(敬称略)。▽1位78・6m鹿野太揮(久本小)▽2位78・5m向出睦太(はるひ野小)▽3位77・4m石渡雄也(登戸小)▽4位76・4m片山康大(南百合ヶ丘小)▽5位76・2m中村聞多(有馬小)▽6位75・5m江野彩雅(犬蔵小)▽6位75・5m海野悠花(東生田小)▽7位73・4m村松勇吏(東高津小)▽8位70・8m川田七菜(高津小)▽9位70・6m曾根田さわ(王禅寺中央小)▽9位70・6m柳田侑羽(宿河原小)
 

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