麻生消防署 栗木台に出張所新設へ ２０１４年４月の開所目指す
（仮称）栗木出張所完成予想図
麻生消防署（高嶋敏署長）が、区内４カ所目の消防出張所となる（仮称）栗木消防出張所の開設に向けて建設を進めている。出張所の新設に伴い、現在柿生出張所が管轄している区北西部地域へのより迅速な対応が可能になるという。
建設中の出張所は、栗木台４丁目に位置する。完成後は柿生出張所が世田谷・町田線の拡張工事に伴い改築を行うため、来年１月から約１年間、臨時柿生出張所として代替運用される。
柿生出張所の改築終了後の２０１４年４月に「（仮称）栗木出張所」として新たなスタートを切る。
人口急増に対応
市消防局によると、麻生区北西部である黒川・はるひ野地区は、開発により市内でも特に人口増加が著しく、消防体制整備が課題となっていたという。また、現在利用されている柿生出張所から距離があり、火災発生時にも消防車の現場到着までの時間が比較的長く、新規出張所の開設で時間の短縮を図りたい考えだ。
麻生区内での出張所の新規開設は、王禅寺出張所の開設以来、約35年ぶりとなる。
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