神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2012年8月24日 エリアトップへ

かわさき産業親善大使を務める 神崎 順さん 栗木在住 

公開:2012年8月24日

  • LINE
  • hatena

「川崎を芸術と愛の街に」

 ○…夢のように華やかなレビューの世界にあこがれ、大学を卒業後すぐに学生を中心とする劇団をたちあげた。初演の舞台は麻生市民館。初日の幕が開く瞬間に感じた高揚は今でも忘れない。脚本から振付、演出や衣装まで全てを一人でこなし、ステージを「神崎ワールド」一色に染め上げる。今年は市にゆかりのある有名人らが任命される「かわさき産業親善大使」を務め、舞台を通して全市に夢と希望を届けようと奮闘する。

 ○…東京都世田谷区生まれ。幼少の頃は毛布を衣装に見立て、親族の集まる場でよく歌って踊った。3歳から日本舞踊を習い、表現の基礎を学んだ。16歳の時に多摩区に移住。「川崎は多くの時間を過ごした街。いつかレビューで恩返しをしたい」。桐朋短大で演劇を学び、22歳で劇団「スターダストパフォーマンス」を立ち上げた。かつての日劇や、宝塚に代表される「レビュー」の世界に魅せられ、多くの作品を世に送り出してきた。

 ○…舞台や稽古のない日は旅行に行き、羽を伸ばす。「回遊魚のように、動き回っていないと駄目な性格。自宅でゆっくり過ごす日はあまりない」。旅先では舞台での緊張感から解放され束の間の休息を楽しむが、気づけばブロードウェイの華やかなステージを前に、早く演じたいと疼いている自分に気づく。「旅行であっても、何かを感じ取って帰りたい。華やかなものだけではなく、できるだけ多様な世界に触れたい」

 ○…今後の目標は、自分が生まれ育った川崎で、著名人を集めたステージを成功させること。「自分が産業観光大使を務めている間に、何としても実現したい」と意気込む。「川崎市民の歌『好きです かわさき愛の街』のように、川崎を愛の街にしたい。レビューにはその力がある」。将来的には、川崎発の名物として「神崎流」の舞台を広げ、全国に発信しようと目論む。舞台演芸を通じ、地元川崎の新たな幕開けに挑戦する。
 

麻生区版の人物風土記最新6

吉原 智子さん

市立柿生小学校でPTA広報委員長を務める

吉原 智子さん

上麻生在住 36歳

3月29日

小ノ澤 幸穂さん

梨の木団地で初めて開催されたリサイタルでピアニストを務めた

小ノ澤 幸穂さん

王禅寺東在住 46歳

3月22日

白川 北斗さん

先月開催された「早野で冬の自然を楽しむ会」の代表を務めている

白川 北斗さん

王禅寺東在住 52歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

太田 行英(やすひで)さん

結成20周年を迎える「しまりすアートクラブ」で講師を務める

太田 行英(やすひで)さん

多摩美在住 87歳

3月1日

名川 創さん

「寺子屋南ゆり」の実行委員長を務める

名川 創さん

王禅寺西在住 67歳

2月23日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook