麻生区版 掲載号:2012年9月28日号
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全国規模の油絵コンクール「学展」で優秀賞を受賞した 冨田 ひかりさん 百合丘在住 11歳

日常の中の輝きを描く

 ○…多くの子どもたちが幻想的な世界や画面いっぱいの生き物を描く中、日常の何気ない風景をひたすらに描き続ける。「今は当たり前の風景でも、絵にすることで発見できる楽しみがある。思い出を絵にして残したい」―クラスの何気ない休み時間の一コマを描いた作品「4年2組の休み時間」で、絵画の甲子園として名高い学生コンクール「学展」の優秀賞に輝いた。来月13日から行われるマプレ専門店街の野外絵画展にも参加する。

 ○…2001年愛知県生まれ。幼稚園の時、美術教室に通い始めたのをきっかけに、美術の楽しさに目覚めた。小学校に入り、数々の学展入賞者を輩出する区内の絵画教室「アトリエ一番坂」に入会。小学2年生で油絵を始めると、すぐに夢中になった。「油絵は、少しずつ重ねて、修正をしながらじっくりと描けるところが好き。特に、人や動物を描くのが楽しい」。始めて2年で頭角を現し、昨年と今年、2年連続で学展の優秀賞を獲得した。

 ○…学校ではソフトバレークラブに所属。小学1年生から習っているピアノの練習や勉強も並行してこなす。「クラブは今年から始まったばかり。皆で協力して上達したい」。ゆっくりと本を読むのも至福の時。中でもお気に入りは小説家草野たきさんの本。「実際にありそうな話なのがおもしろい」。何気ない日常を独自の目線で描く草野さんの小説に、自身の絵とも通じるものを感じている。

 ○…多彩な趣味を持つが、「やっぱり一番好きなのはキャンバスと向き合っている時間」とはにかむ。小学生としては全国で1番評価の高い「優秀賞」を手にしたが、本当の目標は更なる高み。「中学生になったら、毎年1人だけが受賞する『学展大賞』をとりたい」。今後は、より細かくより難しい題材にも積極的に挑戦していきたいと意気込んでいる。ひかえめにほほ笑む瞳の奥には、確かな向上心が光る。
 

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