麻生区版 掲載号:2012年12月14日号
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育てたお米を皆で試食 虹小児童が収穫祭

白い湯気とともに歓声があがった
白い湯気とともに歓声があがった

 市立虹ヶ丘小学校(姉川和気士校長)の5年生が10日、手塩にかけ育てた米をかまどで炊き、全校児童におにぎりを振舞った。

 同小学校では毎年5年生が、学校の敷地内にある田んぼで稲作体験学習を行っている。自分たちでいちから米を育てることで、食べ物の大切さや生産者への感謝の気持ちを再確認してもらおうと、地域住民の協力などを得ながら実施している。

 児童らは、米に「虹ヶ丘ブランド米・虹色の極み」と名前を付け、大切に育ててきた。気候や気温を読みながら成長を見守り、9・5kgの米を収穫した。近隣の農家にも協力してもらい、昔ながらの農機具「千歯こき」で脱穀。籾くずだらけになりながら、ようやく精米までこぎつけたという。

籾殻や藁も余すことなく活用

 大切な稲を余すところなく活用しようと、籾殻や藁、ぬかの利用法についても全員でアイデアを出し合った。児童のひとりは「皆だんだんと、(育てた稲を)全部使わないともったいないという気持ちになってきた。ぬかづけに挑戦したり、正月のしめ縄を作ったりと沢山の案が出た」と話す。他に、籾殻でつくった肥料「籾殻くん炭」に挑戦するグループもあるという。

 米は自作のかまどで炊いた。炭の扱い方を試行錯誤しながら、火加減や蒸らし時間は自分たちで考えた。釜の蓋をあけ、炊き上がったご飯を見た児童らは「すごい、ご飯の美味しいにおいがする」と歓声をあげた。ご飯はひと口大のおにぎりにし、全校児童に配った。下級生らは嬉しそうにおにぎりを味わっていた。

 担任の小嶋智加教諭は「こうして上級生から下の学年の子へと稲作が引き継がれていく。今回、子どもたちは、稲作体験を通じて大切なことをたくさん学んだようだ。協力してくださった地域の方にも感謝の気持ちでいっぱい」と話していた。
 

かまどの番は男子児童らの担当
かまどの番は男子児童らの担当

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