800人が「福は内」 高石神社で豆まき
区内高石にある高石神社(高石1の31の1)で3日、節分の豆まきが行われた。
節分は、季節の変わり目に生じると考えられている邪気を追い払う伝統行事。「鬼は外、福は内」と唱えて立春の前日に豆をまき、その年の無病息災などを願う行事として古くから定着している。同神社では毎年、節分の日に豆まきを行っている。
この日、開始の30分前頃には地域住民など福を求める参拝客で境内は埋め尽くされた。神社関係者や、国会、県会、市会議員など地元関係者36人は、拝殿で神事を終えると特設台に登壇し、福豆や菓子などをまいた。登壇した関係者のひとりは「五穀豊穣を願い乾杯して登壇した。多くの人に福を届けることができれば」と話していた。
ダンボール70箱分の豆や菓子などが次々にまかれると福を求め集まった参拝客は、歓声をあげながら手を伸ばしていた。
同神社によるとこの日の参拝者は約800人。平日の開催となった昨年を大幅に上回る参拝客で境内は大いに賑わった。
毎年豆まきを楽しみにしているという区内在住の大木美知子さんは「今年は親子三代で参加した。家族全員、昨年よりもたくさん豆が拾えたので今年は良いことがありそう。経済も社会の行く末も、この会場みたいに活気あるものになって欲しいと心から願っている」と話していた。
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