麻生区版 掲載号:2013年3月1日号
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自宅に天文台を設置し、地域向けに観測会を実施している 小川 誠治さん 多摩美在住 62歳

「星空のまち」育みたい

 ○…12年前、自宅の敷地内に天文台を建設した。直径3mの25cm反射赤道儀を設置し、季節の星の観測会を地域向けに行っている。住宅街でひっそりと行われる観測会は、口コミで話題となり毎回多くの親子連れが訪れる。「とにかく来てくれた皆さんを楽しませたい。楽しい記憶とともに、星を好きになってもらえれば」。ユーモアを交えた解説はお手のもの。たとえ天候の都合で観測がかなわなくても熟練のトークで会場を和ませる。

 〇…1950年、埼玉県坂戸市に生まれる。幼い頃からよく両親と一緒に近所のプラネタリウムに足を運んだ。キラキラと光る星を見るのが何よりの楽しみとなった。成長するとともにますます星好きは加速し、当時渋谷駅前にあった「五島プラネタリウム」でボランティア活動をする仲間たち50人と「渋谷星の会」を設立。当時、同館の名物解説員だった故・水野良平氏に師事し、「楽しく、魅せる」星空観測を各地で実施している。

 〇…自宅の天文台の名前の由来にもなった「オーロラ」観測が何よりの楽しみ。これまでに22回の撮影旅行を敢行し、アラスカやカナダでの撮影に挑んだ。「氷点下約40度の極寒で見るオーロラは格別。何度行ってもまたすぐ見たくなる」から不思議。これまでに川崎市青少年科学館や各地の天文博物館でオーロラに関する講演を行った。

 〇…自宅近くにある麻生区市民健康の森で06年から野外観測会を行っている。地元の町会や緑を守る市民団体などと協力し、豊かな自然の中で満天の星空を観測する企画を実施している。「多摩美地域は市内でも有数の星空がよく見える場所。緑が豊かであれば星もよく見える。そんな当たり前だけれど大切なことをひとりでも多くの人に感じてもらいたい。星空で地域おこしができれば」。8月3日の次回開催に向け、様々なアイデアをめぐらせる日々が続いている。
 

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