麻生消防署は、春の火災予防運動の一環として3日、消防フェアを区役所前広場で実施した。昨年から活動してきた麻生地区少年消防クラブ員も同日、年間の活動を修了。ロープの結索など訓練の成果を披露するとともに、修了式が行われた。
同クラブは昨年6月、区内小学生ら43人で結成。神奈川県消防学校や川崎市消防航空隊の見学、はしご車の搭乗体験、出初式での行進などの活動を行ってきた。
同クラブの児童らは「貴重な体験ができて、楽しかった。友達ができていい思い出になった」「火事のこわさがわかった」と感想を述べていた。
また、消防フェアでは、このほか消防車乗車体験や煙体験などのコーナーが設けられ、多くの家族づれで会場は賑わいを見せた。
同消防署は「火災からの逃げ遅れなどを防止し、被害を最小限に防ぐため、現在、住宅用火災警報器の設置を推進しています。特に今は火災の多い時期なので、十分に注意していきただきたい」としている。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|