区役所区民課 窓口業務にTV通訳導入 3言語と手話に対応
麻生区役所区民サービス部区民課は4月1日から、外国人や聴覚障害者に対する窓口業務にタブレット型情報端末を活用した「TV通訳」の導入を始めた。住民異動などの窓口業務でオペレーターによるTV通訳を導入するのは政令市では初めて。
麻生区役所区民サービス部区民課では転入・転出の届出や印鑑登録、国民健康保険加入の手続き、住民票など各種証明書の発行などを行っている。
同課ではこれまで、外国人や聴覚障害者に対する窓口業務を職員が筆談や身振り手振りで行ってきた。様々な書類記入を伴う業務の中には複雑なものもあり、記載例を指し示しながらの対応には限界もあったという。
今回導入した「TV通訳」サービスでは、英語、中国語、韓国語の3言語と手話に民間業者によるオペレーターが対応する。窓口を訪れた際、タブレット型情報端末にタッチするだけでオペレーターと会話ができ、諸手続きに関する相談サービスや手順に関する解説が受けられる。
同課の井上純課長は今回の導入に関し、「昨今の情報機器の発達や普及情報を踏まえ導入に踏み切った。これらの機器を上手に活用し、サービスの向上が図れれば」と話している。詳細については同課(【電話】044・965・5120)へ。
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