川崎北部で芸術の祭典 11日間、42公演を実施
川崎市北部に一流のアーティストなどが集結する芸術祭「アルテリッカしんゆり」が4月26日から5月6日まで行われる。5周年を迎える今年は初めて宮前区の会場でも公演が行われるなど、広がりを見せている。
川崎・しんゆり芸術祭「アルテリッカしんゆり」は、新百合ヶ丘を中心に市北部地域に集積する文化施設を活用した芸術のまちづくりを推進する目的で、09年から実施されている。毎年ゴールデンウィーク期間中に、音楽、映画、演劇、伝統芸能など多岐にわたるジャンルの公演が行われている。
昨年は麻生区に加え、多摩区の会場でも公演を行うなど、近年開催規模を広げている。5周年を迎える今年は、宮前区の会場で神奈川フィルが公演を行うほか、東京都交響楽団のトロンボーンカルテットがアンサンブル公演を行う。
11日間、全29演目42公演。会場となるのは昭和音楽大学、川崎市アートセンター、新百合トウェンティワンホール、麻生市民館ホール、多摩市民館ホール、宮前市民館ホール。
主な公演は以下の通り。▼藤原歌劇団オペラ「カルメン」4月27日午後2時開演(昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ)▼劇団民藝「カミサマの恋」4月28日午後2時開演(川崎市麻生市民館ホール)▼第4回川崎郷土・市民劇「大いなる家族―戦後川崎ものがたり―」【1】5月2日午後7時【2】5月3日午後2時【3】5月4日午後2時(会場はすべて川崎市多摩市民館ホール)▼「子ども寄席」5月3日午後1時半開演(新百合21ホール)出演は桂米多朗、林家 花、しろたにまもる、小泉ポロンほか▼能・狂言特別公演「人間国宝の競演〜友枝昭世と山本東次郎」5月3日午後2時開演(川崎市麻生市民館ホール)▼「神奈川フィル×ブラームス」5月3日午後2時開演(川崎市宮前市民館ホール)▼「東京メトロポリタン・トロンボーンカルテット」5月4日午後5時開演(川崎市宮前市民館ホール)▼東京交響楽団「チャイコフスキーの三つのコンチェルト」5月5日午後2時開演(昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ)▼「劇団飛行船とホリヤンの親子で楽しむコンサート 0歳からのオーケストラ体験」5月5日【1】午前11時開演【2】午後2時開演(川崎市麻生市民館ホール)▼「梵天シンフォニックコンサート2013〜太鼓meetsオーケストラ」5月6日午後4時開演(昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ)▼「マセキライブ@しんゆり2013」5月6日午後2時開演(新百合21ホール)出演は、ナイツ、与座よしあき、ニッチェ、グーとパー、あきげん、カトゥー、ジグザグジギー、青春ダーツほか▼人形劇団ひとみ座「ズッコケ時間漂流記」5月6日【1】午前11時【2】午後2時開演(川崎市アートセンターアルテリオ小劇場)など。
そのほかの公演情報はhttp://www.artericca-shinyuri.comで確認できる。問い合わせは同実行委員会事務局(【電話】044・952・5024)へ。
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