多摩川なしの交配始まる 例年より2週間早く
麻生区早野にある金子梨園で、例年より約2週間早く、多摩川なしの交配作業が始まった。
金子さんの梨園では1日頃から交配作業が始まった。開花した梨の花に別の種類の梨の花粉を付ける交配作業は通常、4月12日前後から約1週間をかけて行われるという。今年は3月に気温が高い日が多かったことなどから、例年よりも2週間ほど早い作業開始となった。
金子さんの梨園では、かつて梵天という道具を使って手動で交配作業にあたっていたが、4年前から花粉交配機を使用している。2人で4反(約1200坪)の畑に植えられている梨約100本に花粉を付ける。その後、摘果作業などを経てお盆前ころから収穫が始まる。金子さんは「異常気象など色々と気を使うが、皆さんに喜んでいただけるよう美味しい梨を育てたい」と話す。
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