木下順二作品に新風 劇団民藝が4月公演
麻生区黒川に稽古場を設ける劇団民藝が4月22日まで紀伊國屋サザンシアター(新宿駅南口)で4月公演を行う。
今回公演するのは戦後日本の原点ともいえる木下順二氏の問題作・神と人のあいだ(第二部)「夏・南方のローマンス」。同劇団では1987年に宇野重吉氏の演出で初演された。
「未清算の過去」をめぐって敗戦直後のとある公園でくりひろげられる愛と真実の世界を描く。今回は丹野郁弓氏による新演出で届ける。配役もフレッシュな顔ぶれをそろえ、木下作品に新風を吹き込む。
主な出演は梅野泰靖、鈴木智、伊藤孝雄、小杉勇二、桜井明美、中地美佐子、平山晴加、山田志穂、山本哲也、境賢一、伊藤理昭、みやざこ夏穂、齊藤尊史、吉岡扶敏、高野大、塩田泰久、平松敬綱、岡山甫、大野裕生、長畑量(敬称略)。このほか、立花演劇研究所から菊地飛翔と吉田湊が出演する。
4月19日は午後6時半からの公演。20日、21日、22日は午後1時半からの公演となる。開場は30分前。前売りは一般6300円、学生割引3150円、夜公演は全席4200円となる。土日は無料託児サービスあり(要予約)。
チケットの申し込み・問い合わせは劇団民藝(【電話】044・987・7711)へ。月曜から土曜の午前10時から午後6時まで受付。
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