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麻生区版 公開:2013年5月17日 エリアトップへ

生ごみ循環、区報で啓発 企画課が「環境特別号」

公開:2013年5月17日

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これまでモデル事業などで普及啓発してきた
これまでモデル事業などで普及啓発してきた

 麻生区役所企画課は7月、環境活動への関心を高め、循環型社会への取り組みを推進する目的で「市政だより麻生区版特別号」を発行する。市政だより麻生区版で環境をテーマに特別号を発行するのは初めて。

 「環境特別号」は、地域の課題を区民が主体となって解決に向けた取り組みを調査・審議する「区民会議」の第3期「環境・緑化部会」からの提唱を受け発行される。

 区民会議ではこれまで第2期で「生ごみリサイクルと地産地消」、第3期で「循環型のまち・生ごみリサイクル」のテーマを扱ってきた。2期では、生ごみ堆肥で育った地場産野菜を使った「あさおスペシャルランチ」の取り組みなどを実施。3期では区民を対象に生ごみリサイクルに関する大規模なアンケート調査を行ってきた。アンケートでは生ごみの減量や資源循環に興味があっても、正しい堆肥の作り方や活用の仕方が分からないために普及が進んでいない現状が分かったという。

 2期と3期の4年間、区民会議のメンバーとしてこの課題に取り組んできた天野悦子さんは特別号発行について、「アンケートなどから正しい、いきた情報や活用例を発信していくことの重要性を感じた。他都市では行政などが独自にこうした啓発物で情報発信している好例がある。循環型社会への取り組みを推進し、環境意識を高めてもらうためにも、全戸配布による情報発信は貴重な機会だと思う」と話している。

環境イベントを募集

 麻生区役所企画課ではこの特別号に掲載する環境関連イベントを募集している。▽資源循環を普及啓発する▽自然エネルギーや省エネルギーを普及啓発する▽緑の保全や自然観察などの緑や自然に関わる――イベントで、小中学生を含む区民が麻生区内の環境を体感・学習できるものが対象。7月20日から9月30日までに実施されることが条件となる。

 掲載基準や手続きについては麻生区のホームページ(http://www.city.kawasaki.jp/asao/page/000004764

3.html)で確認できる。希望者は同ページ上にある所定の応募用紙に必要事項を記入し、郵送またはファックスかメールで応募を。ファックスの場合は到着確認の連絡が必要。応募期限は5月20日まで。

 応募および問い合わせは麻生区役所まちづくり推進部企画課(〒215-8570川崎市麻生区万福寺1の5の1/【電話】044・965・5112/【FAX】044・965・5200/【メール】73kik

aku@city.kawasaki.jp)まで。

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