茨城県で8月5日から7日まで行われた「第43回関東中学校バスケットボール大会」に、県代表として初出場した区内柿生中学校男子バスケットボール部がベスト8に入った。創部66年目で過去最高の成績を残し、同部の新たな歴史を作った。
7月の川崎市大会で準優勝し、県大会に進んだ同部。32チームを4ブロックに分けたトーナメントでは、順調に勝ち進み、決勝リーグへ。ここでも、3戦全勝し、初の県大会優勝を飾り、関東大会へと駒を進めた。
関東大会初戦となった、大間々東中学校(群馬県)との試合では第3ピリオドまでリードを許す展開も、最終第4ピリオドで逆転し、77対64で勝利。勝てば全国大会出場が決まる準々決勝では、豊野中学校(埼玉県)に43対87で敗れるも、同校初の関東ベスト8に進出した。
経験豊富なチーム
部員は3年生11人、2年生6人、1年生10人の計27人。3年生には、1年生の時から試合に出場している選手も多く、これまで、市大会では準優勝、県大会ではベスト8に進むなど結果を残してきた。最後の夏に向けては、目標を県大会優勝と定め、練習に励んできた。
藤田裕介監督は「今年のチームは、毎日、全部員が練習に参加し、意欲が高かった。県大会優勝を目標に掲げていたので、練習メニューもハードでしたが、よくついてきてくれた。健闘の関東ベスト8だと思う」と選手をねぎらった。
上田徳貴主将は「勝てば全国大会だったので、悔しさはありますが、関東大会に初めて出場し、新たな伝統、歴史をつくることができてうれしい。2年生や1年生もサポートしてくれ、チームとして勝ち上がることができた。後輩には、自分たちの成績を越えてもらいたい」と振り返った。
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